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TOP>昆虫少年広場> 訪問者
 

訪問者

H25年6月22日に新企画としてスタートしました。

■5月12日の訪問者 ハイイロヤハズカミキリくん
体長20mm
上翅の上の方にある突起が特徴だそうです。
腐ったタケのような色と形はいわば擬態。
成虫は5月〜8月に現れマダケなどの竹類の枯れた茎に集まるそうです。
幼虫はそれらの茎の中で成長します。
触角が短いのでこの個体は♀です。
灯火にも飛来するそうです。
この種の♂の触角は、身体よりも少し長い程度だそうです。




■6月12日の訪問者 コアオハナムグリくん
体長13mm
この個体は♀だと思います。
後肢けい節の刺が♂だともう少し長かったと思います。
店の前のダンボールに入れた廃マットに産卵に訪れる
常連さんの一種なんですね。
成虫は暖かくなるといち早く現れます。
小さいころに紀ノ川の河川の野花でよく見かけました。
よく朽ちた木で、コガネ幼虫を採集したらコイツが羽化
したことがありました。
幼虫の期間は1年、時として2年に及ぶそうです。



■6月22日の訪問者 ゴマダラカミキリくん
体長30mm
美しい水玉模様が大好きで、子供の頃はよく一緒に遊びました。
仲良しの友達でした。
成虫は6月〜8月に現れます。
幼虫は、もも・イチジク・みかんの幹にトンネルを彫って暮らすので
農家にとっては深刻な問題児でもあります。
子供の頃、紀ノ川の河川で、すかんぼ(イタドリ)の群生に沢山集まっ
てるところを、よく一緒に遊んだのを憶えています。
小学校の庭のヤナギの木にもよく飛来しました。
昼間活発に活動します。
時として夜間、電灯に飛来する姿も見かけます。
触角が体の1・5倍以上あるのでこの個体は♂です。
この種の♀の触角は身体よりもやや長い程度です。




■6月24日の訪問者 クロハナムグリくん
体長13mm
黒に白いはん紋がありなんとも判り易い色彩で、
一瞬見ただけで種の同定は容易です。
5月ごろから現れ、JFKの訪問者としてはコガネ虫
の仲間ではもっとも多いんですよね。
廃マットにおり立つと慌しくて、あっと驚く速さで潜
ってしまいます。
しばらくすると小さな幼虫が沢山湧いています。
このコガネムシの黒地に白といった色彩は、目立
ちやすく思われがちですが、実はよく出来ていて、
道ばたの野花に集まりますが、驚いて落下すると
写真のように砂や小石と混ざり見分けぬくい保護色
なのです。
葉上でじっとしていれば鳥の糞にも見えるでしょう。


裏返ってじっとしていれば小石にしか見えませんよね。
少し驚かすと写真のように固まって動きません。
これなら小鳥の眼も易々誤魔化せます。
幼虫の期間は1年〜2年だそうです。



■6月25日の訪問者 ゴマダラカミキリ♀くん
体調40mm
直角の長さは体の1、2倍ぐらいです。
今日は、運良く♀が飛んできてくれました。
これで訪問者として♂と♀の画像をみなさんに
ご覧頂けるので少しうれしく思います。
触角(ひげ)がよく発達したカミキリ虫ほど視力に
乏しいのか?近づいてもなかなか気づきません。
りっぱなひげを「くりくりくり」と、左右対称に大きく
前後に動かす様子から、触角から得る情報で危険
を察知しようとしていることは読みとれます。
このひげは臭覚器官として優れていて、多くの種が
♂の触角が♀より長い理由として、♂が交尾相手を
捜すのに役立っているといわれています。
写真を撮り終わると指先で突付いてやりました。
するとすごく驚かしてしまったようで、カミキリ虫は
大慌てで、全速力でしょう?走って逃げ出します。
カミキリ虫の複眼の面積は広く甲虫の仲間でも
最大限と言っても可笑しくありません。
なのに何故?視力は乏しいのか?あのりっぱな
ひげは、天敵を察知する上でどれほど役にたって
いるのか?不思議なことだらけです。
おやじ臭がぷんぷんする私が近づいても指で突っ
つくまでは逃げることが出来ないのですから不思議
なのです。
小鳥の襲撃をどのように察知するのか?それとも
全くの運だけで生きているのか?私みたいに。
じつは私は、この大きく視力に乏しい眼にも、まる
でアンテナのようなりっぱな触角にも、私たちが未
だ知らされていない仕掛けがあるに違いないと、
昔から考えてきました。
恐らくテクノロジーの塊、技術の最高なのではない
かと想ってきたのです。
いつかまた機会がありましたら、その私の空想
話を、みなさんにお聞かせしたく思いますが、
今日のところはこれにておわりといたします。




■6月27日の訪問者 セミスジコブヒゲカミキリ♂くん
体調15mm

セミスジコブヒゲカミキリ♂くんを正面から撮ってみました。
落葉広葉樹の立ち枯れ木が大好きです。
幼虫もその中にトンネルを掘って暮らします。
夜、駐車場横の看板の灯りに誘われ飛んできて、軒下の
オニグモの巣に引っ掛ったんでしょう。
そのりっぱな触角にはクモの糸が絡んでいました。
自分ではどうにも成らず、私に助けてもらおうと
まる二日、店内の壁や天井でおとなしく過ごして待っていた
ので、可哀想に思いクモの糸を丁寧に取ってやりました。
手のひらにのせて、私がピンセットで1本・1本クモの糸を
はがしている間、おとなしくじっとしていました。
「もうクモの巣には二度と近寄ったちゃだめだよ」と話かけて
やると「キュキュ」とむねを鳴らして応えていました。
お別れするまで暫し、怖がるようすもなく撮影にも協力して
くれました。
夏のあいだ野山で無事に過ごして欲しいですね。

補足:この種♂には、写真のように触角の第1節と第3節に
棍棒状の膨らみがあります。



■H25年7月8日 歓迎できない訪問者
シロテンハナムグリくん
体調25ミリ
お腹に注目してみてください。
びっしりと、ダニが粉ぶりついています。
廃マットの匂いに誘われて飛んできたのですが、
彼女のお腹には無数のダニが寄生しています。
訪問者のハナムグリたちをよく観察すると、時折
このような姿をみつけることができます。
このダニたちはハナムグリの分泌物や体液などから養分を
摂取するために寄生している訳ではなく、あくまで移動の手
段として利用しているのだと私は考えます。
私は決してダニには詳しくはありませんが、昆虫飼育の経験
から、このダニは落ち葉や朽木が腐った有機物や、そこに棲
む微生物などを餌にしている種だと思います。
大切なクワガタやカブトムシに直接の害はないとしても、昆虫飼
育者にとって不快害虫であることにはかわりありませんよね。
では何故でしょう?
カブトムシを例にとると♀は一度の産卵で生涯を終えるわけで
はなく、凡そ30個ほどの卵を産み落とすと再び樹液の餌場に
戻り、新たな♂と交尾をして精子を受けとります。
栄養を充分に摂った♀はまた餌場を離れ腐葉土などに潜って
卵を産み落とします。
ある観察者の記録によれば、平均で3度、その行為を繰り返
すとのことです。
ハナムグリたちも、同様に交尾と産卵を繰り返して生涯を終え
ているはずです。
ダニたちは、カブトムシやハナムグリが産卵のために訪れるの
を待ってましたとばかりにとりついて、再び卵を産み落とすため
によく肥えた土壌に潜りこむとさっさと離れてしまうのでしょう。
私たちが飛行機に乗り数千キロも離れた遠い国に難なく移動
できるように、ダニたちも乗り物としてカブトムシやハナムグリ
を利用して、決して自ら這っては行けない遠く離れた仲間の
暮らすところに移動しているわけなんです。
若き日の私も新天地を求めて遠く離れた外国と日本を行った
り来たりしていた時期がありました。
はじめて飛行機に乗り込んだ時には、不安と期待で満ち溢れ
てしまいました。
このダニたちも、その時の私と同じ気持ちでハナムグリに搭乗
したのでしょうか。
おわり
ちなみにダニくんたちには機内食のサービスは御座いません。
ただ乗りですから〜


■H25年7月9日 昨年の訪問者「泥の中の宝石」
コアオハナムグリくん
産卵の為に廃マットに潜り込んでいたところを見つけました。
この♀くんの鮮やかな緑色がとても美しく思ったので写真を
撮っておいたのです。
赤味がかった緑色の個体と比べると私はこちらの方が好きです。
まさに「泥の中の宝石」ですね。 美しいです。


■7月30日の訪問者 アオドウガネくん
夜間看板の灯りに誘われて飛来しました。
現在多忙のため記事は後日書きます。
ご期待ください。


■7月30日の訪問者 ミヤマカミキリ♀くん
日没後の一時間ぐらい、店の外で洗物をしていると「 カチャ!」
という甲虫独特の落下音がしたので、なにげに見るとそこには
ひっくりかえってジタバタしている大型のカミキリムシの姿が・・
近寄って確認するとこのミヤマカミキリでした。
現在多忙のため記事は後日書きます。
ご期待ください。


■8月27日の訪問者 サビキコリくん



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