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TOP>昆虫少年広場> クワガタ幼虫マット飼育≪オオクワ・ヒラタクワガタ編≫
 
H25年11月2日
200ccカップから850ccボトルに移しかえる作業


H25年9月7日初・2齢幼虫からグリーンマット200ccカップで管理していた
オオクワガタの♀3齢幼虫(H25年11月2日に撮影)
10月17日(既に3齢)に、マットを篩いにかけ糞をとり新しいマットを加え
水分調節をして元のカップに詰め戻しています。
ですから一度、マット交換しています。



カップの中身を篩いをかけるざるに幼虫を傷めないように丁寧にあけます。


目の細かいざるで篩って糞を取除きます。
その際、目に引っかかったマットは勿体無いですが、糞と一緒に処分します。



右、ざるに残っているのが糞です。
左の細かい粒子状のマットはざるの目を通ったものです。
これは食べ残した部分で、幼虫が育つ為に必要な善玉バクテリア・微生物
が沢山棲んでいるので再利用します。 ここがポイントなんです。



左は先ほどの篩いをかけた食べ残しマット
右は新しいグリーンマットです。
これを保水をしながらよくかき混ぜます。
水は、カルキを抜いた水道水、もしくはミネラルウォーターを使用します。
水分量ですが、グリーンマット開封時の湿りに戻すよう心がけてください。



今回は、850ccボトルを再利用します。
私は熱処理してから再利用すようにしています。
潔癖性なんです・・こう見えて。
コバエは、とても手ごわい敵です。
病気の媒介者でもあります。
作業中にも空中散布の荒業で卵を絨緞爆撃されてしまいます。
コバエの居ない環境で作業しましょう。
それに、コバエ幼虫はマットを劣化させ腐らせる原因になります。
私は、アースノーマットを炊いてコバエを寄せつけないようにして
から、作業をするようにしています。
(^0^)え〜と昆虫少年さん
マットの詰め具合はカチカチ堅詰
めがいいんですよね〜?
(^^;)え!? もしかして・・庄一さん?
久しぶり・・元気だったんだ〜
いいえ。 私は交換用スプーンで軽く押さえる程度にします。
あまり堅く詰めると空気を遮断してバクテリアの活動を制限する
ことになり兼ねません。
グリーンマットは好気性のバクテリアをうまく利用していますか
ら、適した湿度を保ち乾燥させないよう意識してください。
適度な水分と通気は、必要なカロリー量を維持する為にも大切
なポイントとなります。



このような塊(かたまり)は、幼虫がかためた「うんこ」糞です。
ほぐしてまで篩わず。 糞と一緒に捨てます。
それとボトルやブロー容器の底に固まった部分は、篩(ふる)わず交換用

スプーンでかき出して捨てます。 押し固めた「うんこ」が大半ですから〜


オオクワガタの3齢幼虫の♀
今回、200ccカップで管理をしていた♀の幼虫は7g〜9gでした。



オオクワガタの3齢幼虫の♂
♂の幼虫は10g〜11gでした。
そろそろ♂と♀の体重の差が出てくる頃なんです。

■H25年11月4日 撮影

これはH25年9月18日に初齢・2齢でグリーンマット200ccカップに
入れてあった、大型血統と云われているオオクワガタの幼虫です。
カップのフタには千枚通しで小さな穴を規則正しく25個も開けてあり
ます。 その上からコバエが進入しないように市販のフィルターシール
を貼り閉じています。



こんな風に管理しています。
小ケースに内ブタ(シールド)をして、さらにコバエシートを鋏んでいます。
フィルターシールにシールド、そしてコバエシートと
3重の防衛策を採っています。

( ^0^)昆虫少年さんらしいですね♪
すみません潔癖性ですから〜(^0^;)
いつもみまもり隊、ご苦労さまです。

H25年9月18日に初齢幼虫1頭、2齢幼虫4頭を
グリーンマット200ccカップに入れる。

11月3日にマット交換の際に計量
( ※この日、初めてのマット交換です。 )
♂6g・♂6g・♀6g・♀5gの計4頭を量りました。
ただ1頭のみは、マットを交換する必要がないと判断して、
そのままケースに戻しました。 よって計量はしていません。
※すでに3齢幼虫には成っていました。
( 目測で5g位だと思いました。 )
お解りのようにこの時点では、♂も♀も略、体重は変わりません。
この幼虫たちはあとしばらくは200ccカップで管理します。



これは貴志川産のヒラタクワガタの3齢幼虫です。 ( WF1 )
90ccのカップにグリーンマットに入れて販売していた売れ残りでした。
8月29日に3齢で90ccの展示用カップから200ccカップに入れ換えました。
途中、一度だけ200ccカップでマット交換はしています。
10月17日に850ccボトル(再利用)に入れ換えました。
オオクワガタの交換後にマットが残ってしまったので、交換する必要はまだ
ありませんでしたが、1400ccのクリアボトル(再利用)に移し換えました。
この幼虫はこれからまだまだ大きく育って行くんですよ!(^0^)♪
850ccで通常は1ヵ月に一度ぐらいの間隔でマット交換するのが理想です。
200ccなら、2週間ぐらいが限度だと思います。
私の方法は、「 マット交換 」と、お伝えするより「 マット管理 」という方が
皆さんには理解され易いと思います。
要するに常に、クワガタ幼虫に好都合なバクテリアが元気でいられる
環境を維持してあげることを心がける方法なのです。
糞をとり除き、水分を調節して、新しいマットを注ぎ足す繰り返しです。
その際、まるで副産物のように新鮮な空気を送り込むことにもなります。
これは幼虫にとっても、微生物にとっても、とても有益なことになります。
大きな容器に沢山マットを詰めて、放置しておくだけでは幼虫は決して
大きくなりまん。小まめに世話をしてあげてこそ大きく育ってくれるのです。

おわり
ご清聴ありがとう御座いました。


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