商品検索






 MENU


 ・クワガタ・カブト
 生体入荷情報はこちら

 ・飼育用品・書籍
 取扱用品の紹介

 ・サイド商品
 魚・カメの餌 メンテ


 CONTENTS
 ・昆虫少年広場
 昆虫コラムいろいろ

 ・昆虫少年Blog
 気まぐれ更新日記

 ・旧HP 昆虫少年
 一つ前のHP

特定商取引法に基づく表記




鳴神ハッピーネットワーク

e-shopsレンタルカート

TOP>昆虫少年広場> Vカブト カブト虫幼虫飼育:参考 ノコギリクワガタの多頭飼育

H23 7月17日作成  V(ブイ)カブトと名付けました。
昨年の夏に採集したカブト虫からこんな変わったのが誕生しました。
角の形が、この国の未来を指し示しているかのように、なんだか縁起が良く思いましたので、希望を込めてV(ブイ)カブトと名付けました。からだの大きさは生きているときに調べるのを忘れてしまっていて、今日は纏足まで済ませてしまいました。仕方がないので私の目測で角を下げた状態では、ざっと77〜78ミリぐらいでしょう。一般的な大型の♂です。 同じ飼育ケースで誕生した♀2匹をお嫁さんにしてあげて幼虫をたくさん得ることができました。この角の形が次世代に影響するのか?来年が楽しみです。
それと、このカブト虫は喧嘩があまり得意ではありません。観察では、昆虫ゼリーをほぼ同じ体格の♂と奪い合うのですが、変わった角の形状のため、相手のからだを上手くすくい上げることが出来ずに、いつもはじき飛ばされてばかりいました。 そこで私は、この変わった角の形は、自然界に置いて樹液や♀を巡って他の♂と戦うときは決して有利とはいえないように思いました。
Vカブトの標本は乾燥が済みましたら、ショーケースに展示いたします。


H23 9月7日作成                カブト虫の幼虫飼育:参考
■3齢幼虫の販売です。
☆ 1頭¥100にて販売致します。

■中ケース飼育セット ¥1500 商品内容は以下です。
@中ケース ¥730 (日本製富永樹脂・容量7、5リットル)
Aクヌギマット¥280 (昆虫飼料研究所・約4,5リットル)
B和歌山のカブト虫3齢幼虫6頭 ¥600

■小ケース飼育セット ¥900 商品内容は以下です。
@小ケース ¥370 (日本製富永樹脂・容量3、5リットル)
Aクヌギマット¥280 (昆虫飼料研究所・約4,5リットル)
B和歌山のカブト虫3齢幼虫3頭 ¥300

※こちらの商品は全国発送致します。お子様に、またはお孫
様の教材としてご利用頂ければ嬉しいく思います。
■カブト虫の幼虫飼育:参考にしてください。
カブト虫の卵は産み落とされてから一週間から10日程でふ化します。初齢幼虫は2週間程度でからだを大きくす
る為に古い皮を脱ぎ2齢幼虫とになります。これを脱皮(だっぴ)といいます。その後、2週間程で再び古い皮を脱
いで終齢幼虫となり、もりもり良く食べて秋の終わりごろまでには十分に成長して30グラムを超えるほど大きくな
ります。 ※「カブトムシの場合は3齢幼虫が終齢にあたります。昆虫は種により脱皮の回数が異なります。」
その後、終齢幼虫で冬を越し、翌年の5月から6月の初め頃、蛹になる準備の為に蛹室を作ります。
※「カブト虫の幼虫はとにかくよく食べます。飼育ケース表面に溜まった糞はこまめに取除き、新しい飼育マットを
注ぎ足すようにしてあげます。面倒だからといって一度に全て交換するのはあまり望ましくありません。」
やがて蛹室の中で幼虫は縮んで黄色くなり動かなくなります。この状態を前蛹幼虫といいます。前蛹幼虫はやが
て皮を脱いで全く姿の異なった蛹となります。
※「蛹室を手で掘り返したりして壊さないように、初夏を迎える時期は慎重に世話をしてやりましょう。そしてカブト
虫が蛹室を造るためには、飼育マットの深さは最低12センチから15センチ位を目安に。マットの量を調節してあ
げましょう。」
蛹は前蛹期を含めて約40日〜45日程度で成虫になり、地虫型(じむしがた)の幼虫期とは全く違った姿に生ま
れ変わります。 これを「完全変態」「かんぜんへんたい」といいます。
■カブト虫の一生■
産卵(たまご)→約10日後に初齢幼虫→約2週間後に2齢幼虫→その約2週間後に3齢幼虫→幼虫で越冬する
→翌年の初夏を迎える頃・蛹→初夏から7月頃に成虫→飛びたち野外へ・交尾、産卵をして子孫を残す。
※「新成虫は約2週間から4週位で蛹室を壊して活動をはじめます。それまでは触らず待っていましょう。」
■もし誤って蛹室を壊してしまった場合はトイレットペパーの芯が利用できます■
先ず、トイレットペパーの芯を飼育マットに軽く突き刺した状態に垂直に立てます。そして蛹をお尻からトイレットペ
パーの芯にそっと入れてやります。蛹は乾燥すると死んでしまいます。蛹が乾燥しないように芯の上に蓋をします
。蓋には空気が少し入るように数ミリの小さな穴を開けておきます。これで完成です。
■完全変態に対して不完全変態■
不完全変態というグループの昆虫たちは、例えばバッタの仲間では、卵から孵った初齢幼虫は脱皮を繰り返し6
齢幼虫(終齢幼虫)になり、蛹の期間が無く成虫になります。幼虫と親は飛ぶことの出来る翅を持つ以外は殆ど同
じ姿をしています。これらを不完全変態といいます。また水中に棲み小さな生き物を食べて育つヤゴ。親のトンボ
は空を飛んで小さな昆虫を捕らえて食べています。水中生活から空へと生活の場を大きく変化させるトンボにも
蛹の時期はありません。 トンボは不完全変態の昆虫なのです。芋虫がやがて蛹になり蝶や蛾に成る。これは完
全変態ですね。簡単ではありますが、私なりに「完全変態」と「不完全変態」の説明をさせていただきました。
それから昆虫図鑑などでよく「内翅類」「外翅類」という文字を見かけますよね。これを解り易く解説します。
カブトムシや蝶のように幼虫期に外から翅の見えない昆虫たちをは内翅類と分類され、そしてバッタやヤゴのよう
に幼虫期にやがて小さな翅が生えてきて外部に見える昆虫たちは外翅類と分類されています。


H23 9月7日作成         ノコギリクワガタの多頭飼育
H22年の初夏に、和歌山の桃山にて採集したノコ
ギリクワガタ♀を夏の終りごろに産卵させたもので
す。 去年のH23年秋には既に羽化していました。
それを今年、H24年の2月1日に飼育容器(市販
のプラケース)をひっくり反した風景です。
ノコギリクワガタにとっては、休んで居るところを私
の我がままで起こされた訳ですから、とても迷惑な
話なんでしょう。
マット交換は3齢幼虫の時に一度だけ行いました。
プラケース@からは、♂1・♀1の計、2頭
プラケースAからは、♂2・♀1の計、3頭
プラケースの大きさは何れも小ケースです。
♂は全て大歯形で、体長は50ミリ後〜60ミリ前
です。 ♀も2頭とも大型でした。
ノコギリクワガタの幼虫の期間は気候・気温の影
響を受ける為に地域によって異なります。
飼育下では、栄養の状態によっても変わります。
上の写真はノコギリクワガタの♂と、その蛹室です。
この部屋は、ノコギリクワガタの幼虫が自ら作った
ものであり、この中で前蛹の状態になり蛹にと脱皮
を繰り返し親に成ったのです。
蛹室は、芋虫が全く姿形のちがったクワガタ虫に生
まれ変わる為に、とても大切なカプセルなのです。
壊れてしまったり崩れてしまうと、うまく成虫になれ
ません。 野外でのノコギリクワガタの幼虫の期間は
、温暖な地域では約1年から1年少々程度です。
初夏から夏に卵から孵った幼虫は脱皮を繰り返して
、翌年の夏から秋にかけて成虫になり、さらに次の
年の春から初夏を待ち活動をはじめます。
但し和歌山市内では、野外においても小さな個体に
限り、春から初夏に成虫になり、そのまま活動をはじ
めることもあります。そのような個体も観察しています。
これら多様性を持つことにより、環境の大きな変化を
乗り越えて来たのかも知れませんね。

○法に基づく動物取り扱い業許可 和歌山市指令保生第758号
ドルクスショップJFK.&昆虫少年
〒640-8301和歌山県和歌山市岩橋1595-5
073-476-0911(オオクワいい)