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TOP>昆虫少年広場>阿古谷真一郎 ジュニア 飼育記
 
■H25年11月12日

阿古谷 真一郎 ジュニア飼育記のつづき
H25年8月19日 撮影 阿古谷 真一郎 ジュニア(3齢)


今日、連結ボトルを切り離す際にポロって出てしまいました。
「何が?」って・・。 いえいえ大切なところじゃありませんよ。
写真の幼虫が出ちゃたんですよ。 ポロリとね。
何時もは幼虫を量ったりしないのですが、今日はグリーンマットを造って
いて、添加剤を計量してたハカリがテーブルの上に偶々あったのです。
うんこを山ほどしたにもかかわらず32gありました。
この真一郎ジュニアは、ボトルジェイで初齢から飼育しています。
H24年12月3日に初齢で850ccへ、そして3月18日にボトルの外から
3齢幼虫の姿がみえたので、新しいボトル(2本目)を連結しました。
そして今日、ボトルを切り離してまた新しいボトルを連結したのです。
偶然、連結部にいたために仕方なく幼虫をボトルから出すことになってし
まったのでした。
驚いてうんこを山ほどしたので成長に影響が出ることは避けられないと
諦めつつも・・つい出来心で目の前のハカリに乗っけてしまったのでした。
おわり

とここまでは8月19日の記事でした。

H25年11月12日 連結法で飼育していた真一郎ジュニア
体重は+1gの33gになっていました。
じつは少し前に連結していた幼虫が居ない方のボトルをスペースを確保
する目的で切り離したのです。
すると幼虫は寝かした850ccボトルの中を動き出してしまいました。
最後はどうせダイナマイトヘル1400ccに移しかえる予定でいましたから
、それはそれで良かったのですが、
幼虫を見たところそろそろ前蛹になりそうな雰囲気でもあり、
あいぬくヘルは新しいボトルしかなくそれで予定を土壇場で急遽変更し
て、1本偶然売れ残りのもうずいぶん熟成していたハイカロリー1400cc
があり、これに託すことにしました。
ボトルジェイ850ccを再び連結することも考えましたが、
こちらも深く熟成したものがなく迷ったあげくの選択でした。



1400ccボトルに潜っていく幼虫
前回の計量時より一回り大きく見えましたが、
体重は1g増えただけなんですね〜
まるくなって850ccのボトルの口からすんなり出て来ませんでした。



幼虫が入っていた850ccボトルです。
今日はフタの真下近くに姿を見せていたので、
楽に掘り出すにはチャンスだと思って、
ハカリとカメラを事前に準備して取り掛かったのです。
おわり


ここからはサービスショットですよ〜♪

連結したボトルは勿論ですが、
連結していないボトルも時として寝かせています。
なぜ連結もしていないのにボトルを寝かすかと言うと、
空気より比重の重い二酸化炭素を抜く目的と幼虫がボトル上部の
菌糸を食べ易いようにしてあげる意味も含んでいるわけですね〜♪



こちらは連結、または大型ボトルへの入れ換えをひかえた
幼虫たちなのです。
時間を稼ぐためにボトル上部の食べ残し部分を食べ易いように
ボトルを寝かせています。



ここに写っているのは全て国産オオクワガタの幼虫たちです。
これはほんの一部なんですよ〜
国産オオクワガタが、メインのショップですから〜(^0^)V♪



■H25年11月13日
二代目・阿古谷真一郎 逝く



夏が去り、秋も深まる9月を最後に
真一郎は永眠しました。
去年、パートナーに腹をかじられ大怪我をしたにも
かかわらず、今シーズンもたくさんの子供たちを私
に託してくれました。
2年間の活動期間でした。
オオクワガタの寿命としては一般的なのです。
大切に飼育していましたから怪我さえなければ、
あと1年ぐらいは生きていたことでしょう。
おつかれさま・・



真一郎ジュニアです。

体調は73ミリです。
H24年の12月3日の割り出し、初齢で
ジェイポット850ccに入れました。
3月中頃に入ると頭部の大きい、20gー22g
ほどのじゅうぶん素質のある立派な幼虫に
育っているのが確認できました。
それからしばらく経った3月22日に
ジェイポット2本目を連結しました。
しかし連結後、すぐに蛹になっていることに
気づきました。
1本目での幼虫の生活空間と思っていたのが
じつは蛹室だったわけです。
5月に入るとボトルの外から成虫になった姿が
確認できました。
6月初めに菌糸ボトルより掘り出しました。
すでに体はしっかり固まっていましたが、
餌を食べ出したのは6月の終わりごろでした。
夏の終わりごろ、真一郎の妹50ミリと
ペアリング・産卵セットを組みましたが、
とうとう幼虫を得ることはなく
シーズンが終わりました。
幼虫の期間は正味3ヶ月は無かったでしょう。
いわゆる初期化を起こした個体だと
思い、成熟した大きな♀を残してあったのです
が、当てが外れてしまいました。
この♂の内歯は中歯と呼ばれる、普通は小型の♂に
出るオオアゴの形状です。
初期化で73ミリ、しかも中歯とあれば、おのずと
期待はふくらんでしまいます。
来年の春まで待ち遠しいです。
そして来年の夏には、三代目・真一郎を決めなけ
ればなりません。
この♂の兄弟、30g超の幼虫たちの羽化が
とても楽しみなんです。
おわり

あ・そうそうこのページもそろそろ整理をします。
古い記事から順に「 昆虫少年ひろば 」に
移していきます。
よろしくお願いします。


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