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TOP>昆虫少年広場>4スズムシ&ヒゲコガネ&ヘラヘラ

■H23年9月17日に掲載 H24年は、5月1日よりスズ虫の成虫ペアひと足早く販売しております。
今年からスズムシの販売をはじめました。 毎年多くの方にスズムシを買い求めて店を訪ねて頂いている
のですが、いつも私は「スズムシは扱っていないんですよ〜」とお断りしていました。その度、毎回申し訳
なく思っていました。それで、失敗を覚悟で思い切って6月初め、スズムシの卵なるものを100個ほど買っ
て育てることにしました。 それがあまりに大切に扱い過ぎたのか?殆ど全て育ってしまいました。私が手
が空いたときにギターを弾くとどういう訳か?スズムシたちが必死に鳴いてくれています。 お陰で買って
頂いたお客さんからは「ここのスズムシは鳴くのが上手いね。」とか「よく鳴くスズムシだね!」とか褒めて
もらっています。スズムシに音楽を聴かせると上手く鳴くようになる。といった話は聞いたことがありませ
んから偶々なんでしょうね。写真右は一見ピンボケ写真のようですが、これは♂が激しく身体を震わせて
鳴いているようすを写したものです。写真左:カメラを警戒して翅は立てたままだけど鳴くのを止めた♂。
                  ・・・「スズムシは♂しか鳴きません」・・・
スズムシを販売していて驚いたことは、♂も♀もどちらも鳴くものだと信じている人が以外に多いことでし
た。私は物心ついた頃から、草むらから捕まえて来ては家で飼っていたコオロギたちは、♂だけしか鳴
かないことは知っていましたから常識のように思っていました。 ただ私が子供の頃、大好きで飼ってい
た「ケラ」=「おけら」という地中に棲むコオロギの仲間は変わり者で、♂も♀もどちらも鳴くそうです。
(※ケラ=おけら:正確にはコオロギ上科のケラ科です。) 

H23■8月24日  紀ノ川の男爵(だんしゃく) ヒゲコガネ
なかなか立派なヒゲでしょう!中世ヨーロッパを舞
台にした映画に登場する貴族の様な風貌に魅力を
感じてしまうのは私だけでしょうか。最大で40ミリに
も達する大型のコガネムシです。この派手ながらも
貴賓溢れる衣装がまたいいですね。このコガネムシ
の名はヒゲコガネといいます。もし私がこのコガネム
シに名を付けていたとしたら、間違いなく「男爵コガ
ネ」としていたでしょう。 (^0^)>あはは
写真左のりっぱなヒゲを蓄えたのが♂です。写真
右が♀になります。発生初期、灯火に飛来するの
は♂が多く、晩秋に近づくにつれて♀の姿を多く見
かけるようになります。私はこのコガネムシを紀ノ川
の河川で子供の頃から拾っていますが、日中に見
かけたのはわずかで食性などもよく判っていません
。ただヤナギ類の多い場所に発生することと、日中
ヤナギ類の枝先に居たことからヤナギの葉を食べ
ていると私は考えています。幼虫の食性は随分昔
になりますが、発生地においてこの種の幼虫と思わ
れるものをススキの根が密生する中で見つけた経
験から幼虫はイネ科植物の根を食べて成長するも
のと考えています。現時点ではあくまで推測です。
近い将来詳しい生態を調べてみたいと思います。

■上写真もヒゲコガネの♀です。湿度が高く体が湿
っているとこんな風に見えます。 このヒゲコガネも
地域によっては絶滅が危惧されているそうです。
個体数が激減した所などは恐らく河川整備がその
原因になっているのではないでしょうか。コンクリー
トで、ただ固めるだけの自然との調和を全く無視し
た事業はそろそろ止めるべきだと私は思います。


ヘラクレスヘラクレスの蛹(♀)が突然動き出し、羽化が始まる一部始終を画像で解説 予告編

写真はヘラクレスヘラクレスの♀蛹が突然動き出し
た間もなくの様子を撮影したところです。
頭と脚(あし)がゆっくりと動き出したかと思いきや・・
突然!バリバリと蛹の皮を背負ったまま蛹室から這
い出す様はなんとも凄ましく流石、世界最大のカブト
虫だと感心します。でも正直言いって蛹が突然這い
出してはちょっとグロイですよね。
この観察は夜の8時15分からはじまり深夜0時過ぎ
までつづきました。画像も数十枚に及んでいます。
近く記事を書きます。 お楽しみに!

写真は蛹が動き出してから約1時間30分後の様子
です。 上翅はもうすっかり綺麗に綴(と)じて下翅も
おおかた伸びています。腹の脇には気門が2つ確
認出来ますね。ここから空気を取り込んで全身に張
り巡らされた気管を通して細胞に酸素送っているの
です。肺で呼吸する私たち(血液が酸素を運ぶ)に
比べて、非常に効率のわるい呼吸方法だといわれ
ています。しかし、医学や解剖学の知識がない私に
は、このシステムのどこが非効率なのか理解できま
せん。


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